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RC造の工法について
鉄筋コンクリート構造の建物を建築する際、採用される工法には大きく分けてラーメン構造と壁式構造があります。
建物の規模にもよりますが住宅規模で4階建て程度の建物では壁式構造が多く採用されます。
では壁式構造とはなんなのかというと基本的には壁と床で持たせる構造でいわゆる柱と梁でささえる構造(ラーメン構造)ではない構造ということになります。
壁式構造のメリットとしては柱型などがなく室内空間をすっきりさせることや壁を厚く頑丈な構造なため地震にとても強い構造になります。
弊社はコンクリート住宅を専門に扱っている会社ですがやはり壁式構造を多く手掛けております。
さらに弊社の特徴は壁梁(壁と同厚の梁)をぐるりと設置している点にあります。
一般的な壁式構造の場合、開口部の上のみ補強という意味で壁梁(壁と同厚の梁)を設置することが多いのですが弊社では注文住宅という多様なプランでの対応ということもあり壁梁をぐるぐると設置しています。
先日、第三者機関の配筋検査をしていただき現場を見てこの納まりが本当に良いよねと構造検査員の方の御墨付きをいただきました。鉄筋コンクリートを計画される方は耐震に興味をお持ちのかたが多くいらっしゃいます。
過剰かどうかは分かれるところもありますがちょっと違ったことをしているということをお伝えさせていただきます。
※尚、壁式構造で梁がぐるり回っていなくても構造計算上をクリアしていれば問題ないことも付け加えさせていただきます。
先日の配筋状況写真です。