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地下室アイテム2
前回にひきつづき当社地下室にあるアイテムをご紹介いたします。
上の写真は何をする機械かおわかりでしょうか?
これは加工の最初の段階で木の角部分を直角にするための加工機です。
建築の専門用語ではこの直角のことを矩(かね)といいます。使い方は矩を振る(直角を出す)や矩を折るなどの表現をします。
建築にとって矩(かね:直角)は大切で基本のひとつで、どんなに立派な建物も矩であるところが矩でない建物は良いものとは
いえないといっても過言ではありません。と話はそれてしまいましたが加工の最初の矩を出す機械をご紹介いたしました。
地下室にあるこだわりアイテム
当社の地下には人知れず?加工場が存在します。(地下で騒音対策にも良いのですよ)
大きく重たい加工機等があり、製材を持ち込み建具の無垢の枠材や窓枠などをここで
加工し、それを現場に持ち込み取付を行っている。
加工場とは建築には細かいこだわりの寸法、納まりが存在し、それを自分達の手で
時間をかけずに手に入れる手段のための場ともいえます。
地下の状況(一部分)
ここにこだわりの設備が存在している。
上の写真の上部の緑のフレームで囲われた鉄板の部分であるが、これは乾燥機である。
もちろん衣服を乾燥するものではなく木材用の乾燥機である。みなさんご承知のとおり
木材は後のくるいをなくすために乾燥がもっとも大事なことであるが意図する生材を買っ
てきてここで乾燥させ、その後加工するのはなんともこだわりアイテムです。